GI値を知り、上手に付き合ってダイエットに役立てましょう。
◇GI値◇
別名グリセミックインデックスとも呼ばれます。
炭水化物が消化されて糖に変化する速さを数値で現したもので、
この値が高ければ高い程血糖値が上昇しやすいです。
◇血糖値が上昇したらどうなる◇
血糖値は狭い幅で標準値を保っているのですが、食事をして
血糖値があがると血糖値を下げるためにインシュリンという
ホルモンが分泌され血糖値が下がります。
しかしインシュリンには血糖値を下げる効果と脂肪を
合成するという効果も併せ持っています。
GI値の高い食品を摂取すると同じカロリーでもより多くの
脂肪を合成してしまい結果太りやすいということです。
◇ダイエット中は低GI食品を◇
ダイエット中に食べる炭水化物を低GI食品にすれば体脂肪の合成を
穏やかにして体の脂肪を減らしやすい状況になります。
炭水化物を食べるのであれば低GI食品を選ぶのをおすすめします。
逆に言うとGI値の高い食べ物はダイエット中にとるのはおすすめできません。
◇高GI値食品◇
GI値60以上の食品はダイエット中に積極的に摂取しないようにしましょう。
GI値60以上の普段よく口にする食品
白米・食パン・菓子パン・もち・砂糖・うどん・ラーメン
じゃがいも・にんじん・とうもろこし・甘いお菓子類全般。
こうしてみると殆どの甘い食品や米・パン等の
主食はGI値が高く食べられないという状態です。
◇低GI値食品◇
一般的にGI値60以下の食品を摂るのが理想とされます。
60以下の主要食品
玄米(発芽玄米)・五穀米・白米のおかゆ・そば
全粒粉のパン・ライ麦のパン等があげられます。
意外と主食にできる選択肢が少なく苦労します。
◇食べる順番でGI値の上昇を防ぐ◇
仮にGI値の高いものでも先にGI値が上がるのを防ぐ食べ物を
食べれば体脂肪の増加を防ぐことも可能です。
GI値の上昇を防ぐ食べ物は食物繊維です。
海草やきのこ類、納豆にも食物繊維は含まれています。
最初に炭水化物から手をつけるのではなく食物繊維を食べ
最後に炭水化物を食べると血糖値の上昇が抑えられます。
GI値60以上の食品を食べる場合も60以下の食品の場合も
できるだけ炭水化物は最後に食べるようにしましょう。
地味な事ですがダイエットを成功させる大きな一歩になるでしょう。